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重大 9.8 急ぎ度: 早めに

HiRDB Serverにバッファーオーバーフローの脆弱性、版10は修正版あり

日立のデータベース HiRDB Server に、認証なしでネットワーク経由から突かれうる重大な脆弱性が見つかりました。HiRDB Server Version 10 は 10-12-01 が修正版です。Version 9 系は修正版が示されていないため、まず自社の版を洗い出し、日立の告知で対応を確認してください。

CVE-2026-82120 公開 生成 AI で作成
記事のイメージ(生成 AI による画像)
画像は生成 AI で作成したイメージです

急ぎ度: 早めに

CVSS v3は9.8で、認証不要のネットワーク経由という条件が付き、Version 10には修正版がありますが、実際に悪用された情報は確認できていません。

関係があるか

HiRDB Serverを業務システムのデータベースとして運用している組織が対象です。業務パッケージや自社開発システムの裏側でHiRDBが動いている場合も含みます。

製品影響を受ける版直った版
HiRDB Server Version 10 10-00以上10-12-01未満 10-12-01
HiRDB Server Version 9 09-00から09-66-22まで 修正版は示されていません
HiRDB Server with Additional Function Version 9 09-00から09-66/Vまで 修正版は示されていません
HiRDB Server Version 9(32) 09-02から09-66-22まで 修正版は示されていません
HiRDB Server with Additional Function Version 9(32) 09-00から09-66-/Vまで 修正版は示されていません

確かめ方

  1. 1資産台帳や構成管理表で、HiRDBを使っているサーバーを洗い出します。
  2. 2各サーバーにインストールされているHiRDBの製品名と版を、管理者が製品の版数表示で確認します。
  3. 3表の範囲に入るかを照合します。Version 10は10-12-01より前なら対象です。Version 9系は表の上限以下なら対象です。
  4. 4業務パッケージを導入している場合は、その内部でHiRDBが使われていないかを、パッケージの提供元に問い合わせます。

何が起きたか

HiRDB Serverに、メモリの扱いに誤りがある脆弱性が見つかりました。悪用されると、データベースの情報が読まれる、書き換えられる、サービスが止まる、といった被害につながるおそれがあります。

CWE-122に分類されるヒープベースのバッファーオーバーフローで、確保したメモリ領域の外側にデータが書き込まれる種類の不具合です。日立は2026年10月27日に、セキュリティ情報hitachi-sec-2026-147として公開しました。

CVSS v3のベクターは、機密性・完全性・可用性のすべてが「高」です。

攻撃の流れ

  1. 1

    到達できる位置

    攻撃者がHiRDB Serverにネットワーク経由で接続できる状態にあります。

  2. 2

    不正なデータ送信

    ログインなしで、サーバーに不正なデータが送られます。

  3. 3

    メモリ領域の破壊

    ヒープ領域の範囲を超えて書き込みが起き、サーバーの処理が乱れます。

  4. 4

    情報と稼働への被害

    データの漏えいや改ざん、サービス停止が起きるおそれがあります。

公開されている情報をもとにした流れの例です。

どう悪用されるか

CVSS v3のベクターから、悪用に認証は要りません。ネットワーク経由で、利用者の操作も要らず、攻撃の複雑さは低いと評価されています。HiRDB Serverに接続できる位置にいる相手であれば、条件が整いやすいということです。

悪用された場合、データベースに保存された情報の漏えいや改ざん、サービス停止が想定されます。データベースは業務システム全体の土台なので、被害はHiRDB単体にとどまらず、それを使う業務アプリにも及びます。

今すぐやること

  1. 1

    対象のサーバーを洗い出す

    HiRDBを使うサーバーを本番・検証・開発の別なく一覧にし、製品名と版を記録します。

  2. 2

    Version 10は修正版に更新する

    10-12-01以降への更新を計画します。本番に当てる前に、検証環境でアプリの動作を確かめ、バックアップを取っておくと安心です。

  3. 3

    Version 9系は日立の告知で対応を確認する

    修正版が示されていないため、日立のセキュリティ情報を確認し、必要なら日立のサポート窓口やシステム提供元に対策を問い合わせます。

  4. 4

    接続できる範囲を点検する

    HiRDB Serverに接続できる機器とネットワークを確認し、業務に必要な接続元だけに絞られているかを見直します。インターネットから直接届く構成は、最優先で解消してください。

すぐ更新できないとき

すぐに更新できない場合は、ファイアウォールなどでHiRDB Serverへの接続元を、業務に必要なサーバーだけに限定します。これは一般的な被害軽減の手段で、日立が示した回避策ではありません。脆弱性そのものはなくならないため、修正版や対策の入手までのつなぎとして扱ってください。

背景

HiRDBは日立が提供するリレーショナルデータベースで、国内の業務システムの基盤として使われてきました。受注や会計といった業務データを保持し、アプリケーションサーバーからの要求を受け付けて処理するため、接続を受ける側のプロセスに不具合があると、データそのものに響きます。

今回の脆弱性はVersion 10だけでなく、Version 9と、32ビット版のVersion 9(32) にも及びます。長く運用されてきた環境ほど旧版が残りやすく、版ごとに修正版の有無が異なる点に注意が要ります。

よくある質問

Q.社内ネットワークだけで使っているデータベースでも、急ぐ必要がありますか。
A.認証が要らない脆弱性なので、社内の別の機器が侵害された場合に、そこからHiRDBへ被害が広がるおそれがあります。筆者は、インターネットに直接公開していなくても、版の確認と接続元の点検は早めに済ませたほうがよいと考えています。
Q.HiRDBを意識して導入した覚えがありません。対象かどうかはどう分かりますか。
A.業務パッケージや基幹システムの内部で、データベースとしてHiRDBが使われていることがあります。システムの構成資料を見るか、導入したベンダーにHiRDBの使用有無と版を問い合わせてください。

まだ分かっていないこと

  • Version 9系の修正版や個別の対策が用意されるかどうかは、日立の告知に記載がありません。最新の状況はhitachi-sec-2026-147で確認してください。
  • 実際の攻撃で悪用されたかどうかは、いまのところ確認できていません。
  • 脆弱性が生じる具体的な機能や、攻撃を検知する手がかりは示されていません。

この記事は、取得元の公開情報をもとに生成 AI で作成しています。誤りを含むことがあります。対応を決める前に、下の原文と参照先を確認してください。

影響パッケージ

種類パッケージ影響を受ける版直った版
Hitachi HiRDB Server Version 10
10-00 以上 10-12-01 未満
10-12-01
Hitachi HiRDB Server Version 9
09-00 〜 09-66-22
—
Hitachi HiRDB Server with Additional Function Version 9
09-00 〜 09-66/V
—
Hitachi HiRDB Server Version 9(32)
09-02 〜 09-66-22
—
Hitachi HiRDB Server with Additional Function Version 9(32)
09-00 〜 09-66-/V
—
原文の説明 取得元が公開している説明をそのまま載せています (多くは英語)。

Heap-based Buffer Overflow Vulnerability in HiRDB.

This issue affects HiRDB Server Version 10: from 10-00 before 10-12-01; HiRDB Server Version 9: from 09-00 through 09-66-22; HiRDB Server with Additional Function Version 9: from 09-00 through 09-66/V; HiRDB Server Version 9(32): from 09-02 through 09-66-22; HiRDB Server with Additional Function Version 9(32): from 09-00 through 09-66-/V.

出典: CVE.org (CVE Program・cvelistV5) NVD GitHub Advisory

参照URL

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