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重大 9.2 急ぎ度: 早めに

Fireware OSのAccess Portalに脆弱性、修正版あり

WatchGuardのFireware OSで、Access Portalを有効にした機器に、認証なしでメモリを壊される重大な脆弱性が見つかりました。12.0から12.5.21までを使っていて、Access Portalを有効にしている組織が対象です。該当する機器を洗い出し、修正版の12.5.22へ更新してください。

CVE-2026-93866 公開 生成 AI で作成
画像は生成 AI で作成したイメージです

急ぎ度: 早めに

CVSS v4は9.2で認証なしに届き、修正版12.5.22も出ていますが、悪用の事例は伝えられておらず、影響はAccess Portalを有効にした機器に限られます。

関係があるか

WatchGuardのFirebox(Fireware OS搭載機器)でAccess Portalを有効にし、社外のネットワークから到達できる状態にしている組織が当てはまります。Access Portalを使っていない機器は、この脆弱性の条件から外れます。

製品影響を受ける版直った版
WatchGuard Fireware OS 12.0以上、12.5.22未満 12.5.22

確かめ方

  1. 1Fireware Web UIなどの管理画面で、機器ごとにFireware OSの版を確認します。12.0以上で12.5.22より前なら対象です。
  2. 2同じ管理画面でAccess Portalの設定を開き、機能が有効になっているかを確認します。無効なら、この脆弱性の条件には当てはまりません。
  3. 3有効だった場合は、その機器が社外のネットワークから到達できる状態かを、公開設定とネットワーク構成図で確認します。

何が起きたか

Fireware OSのAccess Portalに、機器のメモリを壊せる重大な脆弱性があります。

原因は、Access Portalが使うWebSocket接続の処理にあります。数値の計算が桁あふれ(整数オーバーフロー)を起こし、ヒープ上のバッファの範囲を越えて書き込みが行われます。分類はCWE-190とCWE-787で、深刻度はCVSS v4が9.2、評価はcriticalです。

WatchGuardは2026年10月27日にアドバイザリを公開し、12.5.22で修正したとしています。

攻撃の流れ

  1. 1

    機器を見つける

    外部から届くAccess Portalが有効な機器を探します。

  2. 2

    細工した要求

    ログイン前の段階で、WebSocket接続に細工した要求を送ります。

  3. 3

    桁あふれ発生

    サイズの計算が桁あふれを起こし、確保した領域より小さい値になります。

  4. 4

    範囲外へ書き込み

    バッファの外側のメモリが書き換えられ、機器の動作に影響が出ます。

公開されている情報をもとにした流れの例です。

どう悪用されるか

ログインは要りません。ネットワーク越しに到達できれば、利用者の操作を待たずに成立します。前提になるのはAccess Portalが有効なことで、無効の機器は条件から外れます。評価の記号には、成立に追加の条件(AT:P)が付いていますが、その中身は示されていません。

成功した場合の影響は、機密性・完全性・可用性のいずれも高いと評価されています。範囲外書き込みは一般に、機器の停止や動作の乗っ取りにつながり得る種類のものです。境界に置くファイアウォールが対象なので、内部ネットワークへの入口そのものが影響を受けます。

今すぐやること

  1. 1

    対象機器を洗い出す

    管理しているすべてのFireboxについて、Fireware OSの版とAccess Portalの有効・無効を一覧にします。拠点や子会社に置いた機器も漏らさないでください。

  2. 2

    有効にしている機器を優先する

    12.5.22より前で、Access Portalが有効かつ外部から到達できる機器を最優先にします。使っていない機能が有効のままなら、この機会に整理します。

  3. 3

    修正版12.5.22に更新する

    設定のバックアップを取り、メンテナンス時間を確保したうえで、Fireware OSを12.5.22に更新します。更新後は、管理画面で版が変わったことを確認します。

  4. 4

    更新後の動作を確認する

    Access Portal経由の業務アクセスが通るかを、利用部門と一緒に確かめます。あわせてWatchGuardのアドバイザリを再度読み、追記や訂正がないかを見ます。

すぐ更新できないとき

すぐに更新できない場合、Access Portalを使っていなければ無効にします。使っている場合は、接続元を取引先や自社拠点など必要な範囲に絞り、不要な公開をやめます。いずれも露出を減らす手段で、版が古いままなら脆弱性は残ります。ベンダー公式の回避策の有無は、アドバイザリで確認してください。

背景

Fireware OSは、WatchGuardのFireboxで動くファイアウォールの基盤ソフトウェアです。社内ネットワークとインターネットの境目に置かれ、VPNや通信の制御を受け持ちます。Access Portalは、社外の利用者がブラウザーから社内のWebアプリなどに入れる機能です。専用のクライアントを配らずにリモートアクセスを用意できるため、在宅勤務や取引先向けに使われています。

今回の脆弱性は、WebSocket接続の処理にあります。WebSocketは、ブラウザーと機器が接続を保ったまま通信を続ける仕組みで、ログインより前の段階で受け付ける部分が欠陥の場所です。境界の機器は、利用者の認証を待たずに外部からの通信を処理します。そのため、この段階にメモリの扱いの誤りがあると、ID・パスワードの強さは守りになりません。

よくある質問

Q.Access Portalを無効にすれば、更新しなくてもよいですか。
A.無効にすれば、この脆弱性に到達する経路は閉じます。ただし版は古いままなので、のちに有効に戻したときに同じ状態になります。無効化は更新までのつなぎとして使い、更新は予定どおり進めてください。

まだ分かっていないこと

  • 実際の攻撃で悪用されたかどうか、攻撃を受けた機器に残る痕跡(IoC)は、まだ公表されていません。最新の状況はWatchGuardのアドバイザリで確認してください。
  • 12.0より前の版や、ほかの系統のFireware OSが影響を受けるかは分かっていません。また、成立に必要な追加の条件や、実際にどこまでの被害が起こり得るかも示されていません。

この記事は、取得元の公開情報をもとに生成 AI で作成しています。誤りを含むことがあります。対応を決める前に、下の原文と参照先を確認してください。

影響パッケージ

種類パッケージ影響を受ける版直った版
WatchGuard Fireware OS
12.0 以上 12.5.22 未満
12.5.22
原文の説明 取得元が公開している説明をそのまま載せています (多くは英語)。

An integer overflow vulnerability in the WebSocket connection handling used by WatchGuard Fireware OS's Access Portal allows a remote, unauthenticated attacker to write beyond the bounds of a heap buffer by sending a specially crafted request while the Access Portal feature is enabled.

出典: CVE.org (CVE Program・cvelistV5) NVD GitHub Advisory

参照URL

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